目数リングの役立て方
目数リング、どの位置に使う?
クロバーの目数リング
クロバーさんの目数リングは、直径14mmくらいのまん丸のプラスチックの輪っかです。やや小ぶりの直径9mmほどのリングも入っています。
目数リングの用途
先日段数マーカー(段数リング)の使い方を書いたので、今日は、まんまるの目数リングをどの場面で使っているか、です。
まんまるの輪っかなので、棒針または輪針に通して使います。
「目数リング」の主なお役立ち場面が3つ。
場面①【編み始めの目印】
目数リングは、編み始めの位置の目印として役に立ちます。
画像が暗くてごめんなさい~。こちらは、帽子を編むために輪針で作り目を一段編んだところです。2段目に移るときに、編み始めとわかるように1個通します。
輪編み増減なしのキャップやソックスなどはこれ1個でも良いし、編み始めに段数マーカーを引っかけておくだけでも良いです。
場面②【増減位置の目印】
◆輪針でネックプルオーバーのラグラン線を作る時
みんな大好きネックから編むセーター。首元から裾へ向かって編み始めるトップダウンでは、前後身頃の目を増やしながら編み進んでいきます。
こちらは、袖のラグラン線をつくっている画像。ラグラン線(増し目)の前後に入れておき、輪っかの前でかけ目、輪っかの後にかけ目。メリヤスとラグラン線計4箇所を編みます。次の段は輪っかの前でねじり目、輪っかの後にねじり目...と増やして行きます。前後左右で2×4箇所操作。かけ目ねじり目を繰り返すことで、2目が立ったラグラン線が出来ていきます。
画像の下側が首側で、だんだんと編み広がっている様子。
前後に目数リング入れるのは、ヴォーグ学園で教わりました。ネックプルオーバーはヴォーグ学園ウェアの一作目で、目数リングのことさえ初めて知ることで、覚えることがたくさんあって、難しいし、嬉しいし、でした~。
◆輪針で帽子を編む時
帽子編みの画像です。かけ目、ねじり目、二目一度の増減操作をしながら編んで行くので、均等にその位置に通しています。
編み始めにピンク。編み始め以外が黄色です。輪編みの場合は、編み始めリングとそれ以外で、リングの色を変えておくのがポイント。段数の変わり目が色で認識できます。
ピンク来た
あらたな段に
入ったぞ
(たりるん心の川柳)
黄色リングの1目ずつあけた前後でかけ目をしているアップ画像です。さぁ、操作するよ~の目印になります。目数リングがあるので、ねじり増し目も二目一度も、正確に楽に増減しながら編むことが出来ます。
場面③【棒針編みで、模様位置の目印】
今、画像がないけれど、棒針編みのアラン模様や透かし模様などのウェア編みでは、表段の模様の前に目数リングを入れて編みます。
棒針編みは1方向に編み進むので、模様の前後ではなく操作の直前だけ入れるといいかと思います。
☆いずれの場面でも、リングの前後で目がゆるまないように気をつけましょ~♪
今日もお付き合いありがとうございました。
それではまたです。我が家には風邪引きさんがいます~。
みなさま、温かくご自愛くださいね♡
たりるんは、昔ながら?のこちらの目数リングを日常的に使っています。
★今日も編み針と毛糸とともに穏やかな一日を過ごせますように*お互いに笑.
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編み方などの内容は個人でご自由にお楽しみくださいね.
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