投稿日 2020-02-14 更新日 2024-01-14
三國万里子さんのアランセーター,Jackie-4
「Jackie」のパーツ、袖2本、後ろ身頃、前身頃まで編めました。
スチームブロッキング(蒸気アイロン)
◆手順
①実寸大を書く
サイズ通りに仕上げるために、ヴォーグ製図用紙に実寸大を書いておきます。
パーツが編み上がったら、その都度アイロンをかけると、糸の癖がつく時間が短く、スチーム後のブロッキング状態で長時間おけるので、バチッと仕上がります。
と思いつつ、どうしても編み進む方が楽しいので、ついつい、くるくる巻きで置いていて、くるんくるんになってしまいました。スチームブロッキングで、挽回しまーす。
もう少し丁寧に置いて写真を撮ればよかったです。パーツ毎の形はわかるけど、やや見づらくてごめんね。
②糸始末をする
編み地の途中でつないだ糸があれば、アイロン前に糸始末。
糸印は、段数マーカーではなく目伸びしない割り糸をつけています。割り糸なら、そのまま蒸気アイロンがかけられます。とじはぎが済むまでは大事な目印ですものね。
③ピン打ち
アイロン台の上に製図用紙を広げ、中表にニットを置いて(開き推奨)、フォークピンで間隔を細かく丁寧にピン打ちします。
④スチーム
1つの穴からプシューーーーッ!!!と蒸気が出る「ニット専用強力アイロン」を使います。
スチームが毛糸にかかった瞬間、ふわ~っと、羊毛の匂いが、立ちのぼります♡ 「編んだなぁ~~~~~」と感慨深い瞬間。
端にしっかりとスチームをあて、中央の折り部分には蒸気がほぼ当たらない感じで、たっぷりの時間スチームをかけまーす。
◎◎◎
NB25アイロンは、今や生産されていない職人技の鋳物ですが、フリマサイトで見かけます。たりるんはヴォーグ学園で購入しました。当時、お値段の高さに驚いたアイロンでした。が、今も使い続けています。良い道具が手元にあるのは強制購入のおかげだったりします。
⑤寝かせる
完全に蒸気が抜けて、熱が冷めても、そのまま置きます。半日~1日。
本のできあがりサイズ通りに、スチームブロッキング出来ました♪♪ 布地を地直しして裁ったパーツで服を縫うイメージです。着ても洗っても、型崩れしないセーターになります。
フォークピンのすすめ
フォークピンは、まち針よりしっかりしていて、厚地でも、グサッ、グサッと固定が出来まるフォーク方のU字ピンです。持っておくと重宝するおすすめの大好きニット用具です。
私のフォークピンには、ピンクやブルーのプラスチックの頭がついていますが、アイロン使用回数が重なると、高熱の蒸気で割れて取れます。そのため?か、最近のフォークピンには、もともと頭がついていません。
「Jackie」これからの行程
今後のhow to playメモ。とじはぎをし、衿を編めば...、ふふ。アランセーターが目に浮かぶ~♡
①袖口に2目ゴム編み。好みの長さに編み、2目ゴム編止め。
②脇、袖、ラグラン線のすくいとじ。
③袖下と身頃の直線部分はメリヤスはぎ。
④衿のゴム編みを編んで、ダブルにまつる。
⑤糸始末をして、もう一度全体スチームをかけたら...ふふ。
未来ぃ~予想ぉ~図ぅは~ぁ~♪ ほぉーらぁ~
引用:ほぼ日
もう一息♡次回、最終回。
★Jackie① 編み始め(&編み物本と当時のあれこれ)
★Jackie② 袖(&毛糸・針決定)
★Jackie③ 後ろ身頃(&ブリティッシュエロイカ)
★Jackie④ パーツ完成とアイロン (ヴォーグ学園式)
★Jackie最終回 完成画像 &衿編みはシンメトリーに
◎編み図は、三國万里子さんの『I PLAY KNIT.』のアランセーター「Jackie」です。
★今日も編み針と毛糸とともに穏やかな一日を過ごせますように*お互いに笑. ご訪問ありがとうございます. らびゅ~♡