お得な時もあれば、残念な時もある。セラヴィ
フリマサイトやオークションサイトで、毛糸を譲っていただく方も多いと思います。
たりるんもたまに利用させていただきます。
きれいな糸や欲しい糸を良心的なお値段で出品してくださっていたり。
廃番の入手困難糸を出品してくださっていたり。
ありがてぇ~なぁと思う機会が多いのですが、今回、「おっと。こんなこともあるんかい」と言う経験をしたので、メモしておきます。
思いがけない落とし穴でした。自分が出品者となる場合の自戒も込めて。
注意①ラベルなしが混在している糸セット
たとえば。
すべて未使用での保管糸だが、1玉ラベルがありません。と言うような毛糸のセット。
今回の経験をするまでは、「ふむふむ。袋買いをして、編むつもりで1玉はラベルを外したのね。でも結局編まなくて、ラベルがない玉もあるけど、せっかくだからと、セット出品してくださったのね。」という解釈でした。
(↑たりるん脳で、勝手にストーリーを組み立てている笑)
が。今回経験したのですが、そのラベルなしの1玉が、同じに見えるけれど種類が違う糸だったわけですよ。
あひるあひるあひるあひる...、みにくいアヒルの子。っと、あ。これはちょっと違うな。白鳥サンは明らかに違うとわかるもんね。
ビニールパッキンされて届いた時点では、どのあひるも黒いあひるちゃんでした。違いなんてわからなくて、そんなにしっかりと糸を見るわけでもないし、全く気づきませんでした。
良い糸をお安くお譲りいただけてありがたや~♡ 次に編もう~!ってな感じです。
出品者サンも、きちんとパッキンして整理していたつもりで、手が無意識に違う子を入れてしまったまま、気づかずに保管されていたのでしょう。時間が経つと、どの糸を何個買っていたかという記憶も飛ぶしね。
我々の目は、脳が思うように見てしまう!という仕組み、つまり思い込み優先になっています。
今回のような場合は、買うときも届いてからも、「同じ糸玉が10玉入っている」と見えちゃうわけです。というか、そうとしか見えない...という笑~
◆ラベルなしの糸が含まれていたら【購入前の対策】
対策①糸玉形状が同じかどうか、しーっかり見ること!(これは気をつければ出来る)
対策②画像拡大して、色の違いにも気を配ること!(これは至難の技かなぁ笑)
注意②そのまま編まずに巻き直す
どうして、糸の違いに、早い段階で気がついたかと言いますと。
新古品の毛糸は、編み始める前に、毛糸の状態の確認を兼ねて、玉巻き器まきまきちゃんで巻き直すようにしています。
で、今回。
ラベルなしの1玉め。「お~。つなぎめもなく、糸も新しそうで良い状態。ニコニコ」
ラベルありの2玉め。「ん?最初に巻いた糸と、糸の撚り方が違う気がする。」
気がする、ではなくて、巻いている時の一本の糸になると明らかです。ラベルがない1玉とは、明らかに違う撚りでした。ラベルありの糸は、すべて同じ毛糸でした。
編む時に黒い糸は見づらいと言うし実際に見づらいのですが、糸玉の外観では糸色の違いはわかりづらいのですよね。ましてや、撚りまではわからんずら。
出品くださった方も、まさか、ラベルのない糸が仲間違いちゃんだったなんて思っておられないと思います。
たりるんも、もしも、巻き直さずに編み始めていたら、半信半疑のまま、同じ糸でもちょっと違うなぁ~くらいに思って編み続けたかも知れない。出来上がって愕然...みたいな。
◆新古品の糸を購入したら【購入後の対策】
対策①編む前に、玉巻き器で巻き直す!(ラベル有り無しにかかわらず)
黒糸でさえ、巻き直してみると、全然違うとわかるのがすごいです。
注意③お互い様と思う気持ち
時々、X(旧Twitter)で、「糸を買ったら、かくかくしかじかだった。おこぷん。ぴえん。」といった感じの画像付き書込みがありますが、なんかな^^、出品者サンは、毛糸の内側までは確かめられないので、それは仕方ないとも言える。
ラベルなしの糸も、糸の劣化も、ぱっと見、大丈夫だと思えば、悪気なく(むしろ親切に)まとめ出品しちゃう可能性はある。
「お安く利用させてください(購入者)&よければ使ってあげてください(出品者)」という、毛糸好き同士の嬉しい気持ちの交換で成り立つ取引。どちらもWin-Winを望んでます。
だから。ラッキーな時もあれば、アンラッキーなこともあるさ。お互い様だし、いつもいつもラッキーでもなければ、いつもいつもアンラッキーというわけでもない。と思えるのが大切なんだろなぁと思います。
◆糸に不具合があったら【購入後の対策】
対策①たりるん流ですが、良いことと悪いことは交互にやってくるので、ラッキーの前触れよ~と思って、これもまた縁だ、勉強になったと思って気にしない。
C'est la vie! セラヴィ。それが人生さ♡(←大きく出すぎ)笑
新古糸を買うときの注意・まとめ
というわけで、フリマ・オークション等での新古糸購入に関するまとめです。
【まとめ】
①やはりラベル付を購入するのが望ましい(同ロット確認まで、が理想)
②購入後、玉巻き器で巻き直すひと手間を惜しまない(巻き直し後も、ラベルを差し込んでおくと迷子にならない)
③最後に。見解に様々あると思いますが、たりるんは〈遺品整理と思われる出品物〉は避けます。
【最終結論】楽天の毛糸屋さんで買うのが、新しい良い糸のお買い得率が高いと思います
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★今日も編み針と毛糸とともに穏やかな一日を過ごせますように*お互いに笑. ご訪問ありがとうございます. らびゅ~♡
編み方などの内容は個人でご自由にお楽しみくださいね.
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「ヴォーグ学園1年生の頃のたりるん」に「編むことや生きることで少しだけ経験を積んだたりるん」が、そういう話を「手渡ししたい♡」と願って置いているブログです