一家に一冊よ~♪服飾用語の辞典!
服飾用語辞典
『実用服飾用語辞典』という、楽しい辞典があります。
昭和48年(1973年)、ファッション全盛の頃に、文化出版局から発刊された、お洋服用語の辞典です。
たりるん画像の赤い辞典は昭和49年ものですが、この辞典は、2000年にも改訂出版され、版を重ね、今なお現役の辞典として愛用されています。
用語・イラスト・写真が豊富
この辞典は、とにかく、読み飽きません。
アイウエオ順に服飾用語とイラストと当時の写真が載っていて、へー♪ ほー♪ ふーん♪と、ファッション用語・洋裁用語・編物用語がぎっしり詰まっていて、本格的、かつ、楽しいです。
たとえば、このページ。右上「ニードル」には、針の種類と、メリケン針からアフガン針、棒針のイラストが載っています。
同じページの左下には、あのニュールックの写真が!ディオールのこのデザインは、今なお最高のスタイルだわ~。
見開きページ内に、こんな風に、一緒に並んでいるのも楽しい。
編み物用語も豊富
また、何気に使っている言葉だけど、どう説明するかしら?なワードを読むのも面白いです。編物用語も丁寧に文章にしてあります。
かのこあみなら「棒針編みの編み方の一種で、表編みと裏編みを一目ずつ交互に繰り返して、鹿の子まだらのような模様を作る方法」です♪♪♪ふんふん。
糸なら、ブークレ、スラブ...なども。技法なら、上に挙げたかのこ、二目ゴム編み、袋編み...なども。馴染みのある編み用語も含まれ、洋服好きだけでなく、編物好きにも親近感が湧く辞典なのです。
上の見開きには、中折れ帽やベレー帽など多種の帽子デザインと、棒針編みの基礎イラスト。身近な用語、興味のある用語が多いので、すっとこの辞典に入りやすく、縁遠かった用語も楽に覚えられます。
ファッション用語に重宝
ファッション雑誌やSNSで、知らない用語が出てきた時も、パパッと調べて理解出来るので重宝します。アパレルのお仕事にも重宝します。説明上手になれます笑
ポケットの切り口につけられた雨蓋のことは、フラップ。
以前記事に書いた、はっとするような青みがかった桃色ピンクのことは、フューシャピンク。
美術の学生なら使用頻度が多いかも~な、ディテールの意味。
一度意味をきちんと捉えることにより、頑張ったわけではないのに笑、ボキャブラリーが増えていくのがいいです。
手元に置きたいサイズ感
手になじむ表紙と、コンパクトなサイズ感も好きな理由です。
B6サイズで、厚さ13mm、重さ300㌘強です。読みやすく、めくりやすく、気軽に読めます。
パラッとページをめくるたびに、新しい用語と友達になり、馴染みのある用語はより的確に使えるようになり。
ほんと、一家に一冊。
辞典なのにお買い得
この本は、教材だったためか笑、フリマサイトに激安数百円で出品されています。
服飾・アパレル・創作に今も興味がある皆さま、お!っと思ってくださったなら、ぜひぜひ読んでみてください。
たりるんは、昔(’70年代)の内容やデザイナーの方が好きなので、この赤い表紙を使っています。最新は緑の表紙?かな。箱入りです。辞典なので、古い本は古いなりに、新しい本は新しいなりに面白いと思います。時代が変わっても、ベースとなる用語は変わりないと思います。
それではまたね。新学期の皆さん、がんばろう!
★今日も編み針と毛糸とともに穏やかな一日を過ごせますように*お互いに笑. ご訪問ありがとうございます. らびゅ~♡
編み方などの内容は個人でご自由にお楽しみくださいね.
ただ、ブログ内の画像・文章はたりるんの著作物です.
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「ヴォーグ学園1年生の頃のたりるん」に「編むことや生きることで少しだけ経験を積んだたりるん」が、そういう話を「手渡ししたい♡」と願って置いているブログです