グラニースクエアのモチーフつなぎ
母が編んだグラニースクエア
母が編物箱から取り出してきたグラニースクエア。いわゆる四角モチーフ。「え?どうする?こんなにあるのに、もったいない~。つなごうか?」と聞くと...
「わぁ、つないでくれる?それはよかった~!」だって。
たぶん、つなぎ合わせるのが面倒だったのだと思います笑。
色とりどりが好きな私と違って、同じ色の組み合わせだけでシンプルに編んであります。ファッションもそう。母はシック。色の好みは、編む毛糸にも現れるんだと、つくづく。
モチーフをつなぎ合わせる
ではっ、かぎ針の細編みでつないでいきます。
ブランケットが出来そうなほどの枚数のモチーフが編みためてありました。が、母の希望で、縦3枚、横3枚、計9枚ずつつないだ正方形を4枚だけ完成させました。
ブランケットとは言わないし、座布団カバー? いやいや、カバーにはなってないし...。
ま、ネーミングはないけれど、母の新車に載せるんだって。
モチーフカバーでお出かけ
次の日は、その車で、父と3人で、阿蘇山にドライブに行く予定でした。
前の晩に、アイロンがけをしたらしい母は、ドライブに行く日の朝、「間に合ってよかった~」と嬉しそうに、車の四角いクッション4枚の上に敷いていました。
わたしには、そんな計画は言わずに、(たりが完成させてくれたら敷いて行こう)と思っていたみたいです。優しくてかわいい気がしました。
モチーフに使われている「ネップ入りグレイの糸」は、母が「父に編んだセーター」をほどいた糸です。子どもの頃、父がそのセーターを着ていたことはぼんやりと記憶にあります。
そしてわたしも、小学4年生の頃、母が編んでくれた黒ベースにカラフルな「グラニースクエアつなぎのワンピース」が大のお気に入りでした。2階の押し入れのどこかに、きっとしまってあると思う。
九州・熊本・阿蘇山
阿蘇山。中岳。
噴火警戒レベルがかかっていましたが、タイミングよく規制が解けて、火口付近駐車場まで車で入ることが出来ました。
大観峰から中岳まで、いつものように、父に運転チェックをされながら(結構厳しい笑)、一日中、私が長距離運転をしました。
大観峰の茶店で食べた「阿蘇赤牛の肉うどん」と「焼きとうもろこし」は、やっぱり美味しかったぁ。
ちなみに↓↓数年前の5月頃、穏やかな日の阿蘇山、中岳の噴火口。
エメラルドグリーンの美しい眺め、火口のピンク色の肌も芸術です。
ひとつひとつ、糸がつないだ大切な思い出♡
それではまたね。
◎長編みのブランケット。私は、配色好きなので色とりどりになってしまいます。↓↓