投稿日 2018-03-31 更新日 2022-05-03
編んで、パリのストリートで着てもらうプロジェクト
その日、パリのクリニャンクールの蚤の市で、思いがけず、たくさんの編み物系お宝と出会ってしまいました。(過去記事)
パリジェンヌの毛糸【蘇生プロジェクト】前半
まん丸に膨らんだ大きなビニール袋を下げて、メトロに乗っている日本女子。
治安対策が必要ないくらい、現地に溶け込んでいるジャポネーズ(むしろあやしい)は、夕方、無事に、蚤の市からルーエル通りの自分の部屋に戻りました。
パリのマダムが残した半端な毛糸や編みかけたち...、その残された糸だけで、なにか創りたいなぁ。
長年の時を経て、味わい深く育ってくれている毛糸。色も風合いもいい感じです。淡々と静かな佇まいの美。わびさび。
でも、分量が微妙~。
そして、考えついたのは、キャミソール。
糸を順番に替えながら、2本取りで組み合わせながら、きれいな配色を目指します。
パリジェンヌが残した糸を、ジャポネーズのニット女子が、もう一度形にしてみるプロジェクト。
せっかくなので、パリジェンヌが残したお揃いじゃないボタンも使おう。
着れるサイズに...
なったぁーー!
蘇ったぁーーーーー!
パリジェンヌの毛糸【蘇生プロジェクト】後半
さらに、たりるんのパリプロジェクトは続きます。
完成したニットを手に、エティエンヌ・マルセル通りへ。
パリっ子に人気の伝統のあるヴィンテージセレクトショップ、KILIWATCH(キリウォッチ)前のファッションストリートで、モデルになってくれるコを探し...
たりるん「Bonjour! このニットのモデルになって S'il vous plait.」
2人連れのパリジェンヌ「(間髪入れず) D'accord. (ダコー) いいわよ~」
パシャ♪
Merci Beaucoup~♪
パリジェンヌのマダム→ジャポネーズのニット女子→パリジェンヌのマドモワゼル、ぐるっと回って、フランスの世代が繋がった!
思いがけず、トントントン♪♪♪と、楽しいプロジェクトが実行できました。
今思い返しても、パリ滞在中は、ほんとうにほんとうに、予定以上に何もかもが上手く回ったのでした。
パリのメトロとアクセス
◆クリニャンクールの蚤の市(Puce de Porte de Clignancourt)◆
・アクセス:メトロ4番線 Porte de Clignancourt (ポルト・ド・クリニャンクール)で降りて徒歩5~10分。Marcheの看板に沿って進む。・OPEN:土曜・日曜・月曜 朝10時~夕方17時30頃まで(お店によります)
・住所: Av. de la Porte de Clignancourt, 93400 Saint-Ouen, フランス
どのお店の品揃えがおススメ~、とかいうことではなく、タイミングかなと感じました。
◆キリウォッチ(KILIWATCH)◆
・アクセス:メトロ4番線 Etienne
Marcel(エティエンヌ・マルセル)で降りて徒歩約5分。
・OPEN:朝10時30分~夕方19時
・住所:64
Rue Tiquetonne, 75002 Paris, フランス
古着屋さん。天井が高く、試着室も、ディスプレイも、パリパリ(ParisParis)していました。
お付き合いいただきましてありがとうございました。
今、思い返すだけでもワクワクします。また行きたいな。
それではまたね!