投稿日 2020-07-26 更新日 2021-11-17
かんたん・かわいい・あみむめも
世の中には、比較的簡単に操作出来て、わずか2キロくらいの軽~くて、ピンク色がかわいい「あみむめも」という編み機があります。
「あみむめもLK100」のお手入れ
この「あみむめも」はLK100という名前です。9P(ピッチ・針と針の間隔)です。太い糸(並太~超極太)対応になります。
この機種は、今は販売されておらず、ヴォーグ学園に通っていた頃に、新古品を譲ってもらいました。前所有者様が購入後、使わないまま仕舞っていたとのこと。
で。先日使ってみようと思ったら、キャリジが動きません。あ。あ。あ~。沈没ー。って思うでしょ。
でもね、大丈夫。「針ブレーキ(針押えスポンジ)」を交換すれば、快適に動くようになりますよー。
編み機の裏側です。先月交換したばかりなので、スポンジがふわふわ~。
「針ブレーキ」交換の手順
編み機を譲ってもらったけれど編めない~。という場合は、裏返して、スポンジをチェックしてみてくださいね。
針抜きのスポンジがぺちゃんこになって、針が浮いて、スルスル~と前後に動いていませんか?
キャリジが左右に動かせない原因は、キャリジがその浮いた針に当たっているから。「針ブレーキ」を交換すれば編めるようになると思います。
未使用品でも年数が経つとスポンジが劣化します。保証は出来ないけど、私の編み機はそれだけで快適に動くようになりました。
スポンジを交換する際に、ついでに針のお手入れや、必要なら針の交換もしちゃいます。「あみむめも」は針の頭にコロと言う名のピンクとグレイのポチがついていて可愛いです。(え?犬の話?)
【手順】
①シルバーリードさんなどから、「針ブレーキ」を購入する。
②中央のメリヤス針を数本外す。
③裏返して、茶色くてぺちゃんこになった針ブレーキを、針先などで引っ張って引き抜く。
③残りの針を全部外す。針はお手入れして色別に分けておく。
④ふわふわの新しい針ブレーキを入れる。メリヤス針を戻す。(不良針もついでに交換する)
⑤笑顔(∩´∀`)∩
編み機で大切な「取扱説明書」
「あみむめも」の場合は、「取扱説明書(ガイドブック)」があればシンプルなセーターが1人で編み上がります。丁寧な説明が載っています。
編み機というシロモノは機種によって操作が違うので、「取扱説明書」はかなりかなりかなり大切です。
とかいいつつ、他の1機の取説をなくしていたので、上記の針抜きブレーキなどなどを購入する際に、一緒に注文しました。
シルバーリードさんのHPです。電話やメールでのご対応も、大変大変親切です。
余談「ウツシ」の微妙な長さ
余談です。「あみむめも」は、かわいいピンクの編み機なので付属品も淡いピンクです。
左側:左から、タッピ・1-2ウツシ・2-3ウツシ・1-3ウツシ
可愛くて、テンションあがる感ありありですが、なぜか、ウツシでの操作がしづらい気が...。そこで、よく編むスチール製の編み機(9p)のウツシ(右側)を出してみました。
いつものSK151付属のベージュのウツシは、慣れているからか操作しやすいのです。長さが数ミリ短く、わずかに重い。
その少しが大きな違いなのかな?とかとか考えながら、もうすぐ、セットインスリーブのプルオーバーが完成しそう...。機械編みは編むだけなら、あっという間です。袖付けは手作業で、同じように時価がかかりますが。
「あみむめも」のススメ
ピンク色の可愛い「あみむめも」は、おもちゃ機のように操作が比較的簡単でありながら、「スイどん」と編めるのです。
「あみむめも」は最近はフリマサイトでも販売されています。昭和?に購入して、押し入れで眠っていたという理由などからで、相場は数千円です。
スポンジが交換が出来るので、針錆びや取扱説明書、その他の破損がないかなどを確認して、購入・チャレンジしてみるのも、オススメです。
◎「あみむめも」でメリヤス編み。シンプル可愛く製図してスイどんしています ↓↓
それでは皆さま、今日もよいしょっと(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡
◎こちらは、4.5ピッチの編み機で編んだ靴下です ↓↓
★私たちの季節、秋も深まり、目はしょぼしょぼ、肩はパンパン、指先もかなりお疲れになってきました.お互いに 笑. ご訪問ありがとうございます. 楽しい季節になりますように. らびゅ~♡
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「ヴォーグ学園1年生の頃のたりるん」に「編むことや生きることで少しだけ経験を積んだたりるん」が、そういう話を「手渡ししたい♡」と願って置いているブログです