投稿日 2021-06-15 更新日 2021- 11-01
10年前から。おしゃれな靴下本!!
この本は機会があれば、ぜひぜひ手に取ってください。
なんと、10年前の本!だけど、とっても新鮮なのです。
図書館以外にもフリマ等で、目にすることが出来ると思います。
『ハンドニットソックス』概要
タイトル★『ハンドニットのソックス』
デザイナー★岡まり子さん、michiyoさん、柴田淳さん、林久仁子さん、田守京子さん
出版社★日本ヴォーグ社
発行★2010/11/19
定価★1,200円+税
本屋さんに並んでいたら、表紙も今っぽくて、新刊だな!と思うはず。
10年前に靴下編みを想像したか
10年前、2010年の冬かぁ。靴下とか編んだことなんてなかったし、そもそも、毛糸の靴下を編むという発想自体なかった。
おばあちゃんのかぎ針編み「部屋履きソックカバー」のイメージしかなかったもの。
だから、今みたいに、編んで履くのが幸せだったり、嬉しかったり、誰かのために編んだり、その人がスニーカーに合わせてくれたり...、なんていう時が来るなんて、10年前のたりるんには想像できなかったこと。
※design:michiyoさーーーん
優しい香りがするコンセプト
今日は、amazonから『ハンドニットのソックス』のコンセプトを引用します。
くつ下は目立たないものですが、おしゃれのし甲斐のある、楽しいアイテムです。細めの糸で丁寧に編んだ、完成度の高い作品ばかりです。ルームシューズとしても、ブーツやサンダルと合わせて装いのポイントとしてもいろいろ楽しめます。爪先とかかとのバリエーション展開をして、それぞれプロセス解説をしっかりとしますので、お好みの方法のくつ下が編み上がります。好みで色や素材を変えて、違った雰囲気を楽しめるのもうれしいところです。作品は色違いも含めて25点の掲載です。小さなくつ下ですが、地模様や編み込み、透かし模様、縞模様など、セーターに負けないくらい、バリエーションは豊富です。沢山編んで、足元のおしゃれを決めましょう。
そうなの。
目立たないもの。
小さなくつ下。
遠慮がちに書いてあるところが、なんか、いいなぁと思います。
今だったら、靴下編んでるぜ~って、SNSで、たくさん流れてる。
10年前から謙虚に存在していた
目立たないもの。
小さなくつ下。
だーれも、目に留めてくれないものかも知れない。でも。
「奥深いのよ~。よかったら、いかがですか~。」
そんな声が本から聞こえてきます。
優しい気配がいいなぁと思います。
2010年って、iphoneが一般的になり始めた頃?
ツイッターが始まった頃?
こっそり、地味な存在だった編み物。
よかったな。
見せるわけでも、自慢するわけでもなく。
ただ、「好き」という純粋な気持ちだけがあったあの頃。
靴下編みのレッスン掲載
「ボックス型のかかと」(画像)と、「引き返し編みのかかと」のレッスン付きです。
プロセス指導は、友達が習っていた先生、ヴォーグ学園の今泉史子先生です。
たりるんがオパール毛糸と出会って、靴下編みに目覚めた2014年に、この本の存在を知っていたら、この2つのレッスン図解を見ながら、すーすーと編めたかも知れないって思います。
「靴下編みブームのこの1,2年に販売されたかのような、編み地もおしゃれで詳しいソックス本」が発売されているなんて、あの頃は考えもしなかったもの。
自分で四苦八苦したから、割り出したり、ソラで編めるように身についたという利点もあるけど。
この本のこと知ってよかった。けれど、出会えるタイミングは「今」で良かった。
(この感じ通じますかぁ~笑)
先輩方はなんでもご存知なのね
※design:柴田淳さーーーん
10年前の...に甘えて、中身画像を4枚拝借しました。
ぼやけたけど。あえてね、笑
こういう本に出会うと、謙虚に謙虚に、と思います。
ずぅーーーっと前から、どっしりと存在している。
先達の知恵と情熱の賜物に感謝しながら...
◎たりるんなりの手編み靴下の記事 ↓↓
「ヴォーグ学園1年生の頃のたりるん」に「編むことや生きることで少しだけ経験を積んだたりるん」が、そういう話を「手渡ししたい♡」と願って置いているブログです